金無羅不動明王
デイトリッパーズは牽制でアウトを取ることが珍しくありません。これは投手の牽制技術に加えて、内野手もいろいろと考えて動いているからです。
特にセカンドとショートにはいろいろなタイプの人がいて、ちょこまかと動く人もいれば、あまり動かずにここぞという時に一撃必殺を狙ってカバーに入る人もいたり様々です。
マスカット大会でDTファーストの初戦でセカンドについたカネムラ選手は、ランナーが二塁にいても、チョコマカせずに、ジッとしていて一撃必殺を狙うタイプのセカンドです。
あまりに動かないので、「不動明王」と呼ばれていました。さすが大モノです。
しかし一撃必殺とかいいながら、結局動いたのはカラダをねじっただけ・・・そしてスリーアウト。
いったいいつになったら不動明王は動くのか?
と思っていたら、4回の裏に動きました!
なんとタイムリーツーベースを放ったのです。カネムラ選手のこの一打が決勝打となって、DTファーストは決勝進出を決めたのです。
さすが不動明王。ホントに大事なときに絞って一撃必殺です。
この試合も、決勝打以外は「三振」と「併殺打」。このメリハリが不動明王なのです。
こんど金無羅不動明王に会ったら手をあわせて拝んでみよう。きっとチャンスに強くなれるぞ。
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